Clover Heart’s

ネタバレ注意
(画像はDVD版のもの?よぅ分からんとです ぉぃ)




製作会社:Alcot

原画:仁村 有志

シナリオ:
宮蔵  大三元



  立ち絵:★★★☆☆
(最近この項目は必要なんだろうか?と思う抹茶)
  
イベントCG:★★★★☆

  シナリオ:★★☆☆☆
  (ピッタリくる表現は微妙) 

    音楽:★★★☆☆
(中毒性アリ)

  システム:★★☆☆☆
(会話ウィンドウがないのは意外と見やすくていい)

     価格:★★★☆☆








Alcotが生み出した恐るべき兵器、ソレがこのClover Heart'sです。
ジャンルは対視点型恋愛コミュニケーションAVG、要するに主人公が二人いてそれぞれ攻略できるキャラが
決まってるというアレです、ever17なんかと同じですね、また登場する攻略可能キャラが全部で4人というお手軽さ
軽−く攻略できそうな感じがするゲームですが




そう思って被害を受けたユーザーさんが続出(推定)






このゲームはヤバイ、イロイロとヤバすぎる・・・・・・とても素人にはオススメできません。
そんな危険性を示唆すべく抹茶はこのレビューを書くことを決意。
まず最初にこのゲームに出てくるメインヒロイン、御子柴玲亜(みこしば れあ)と御子柴莉織(りお)





名前読みにくいんです




そしてそのビジュアル、言い表すなら
対ヲタ用ロリ金髪汎用人型決戦最終兵器mk2




総員、退避して下さい!!(暴走




まったくもってアブなすぎる外見にまず抹茶は脳波をやられ毒電波を受信、神経シナプスは切断されました。
とりあえず一通り暴走した後本編を開始、最初は二人いる主人公のうちどちらかを選択するためのプロローグ的シナリオ
微妙に分かりにくい選択肢を選びつつどうやらキャラが確定、オープニングが始まります、
しばらくは微妙に中毒性のある曲を聴きながらキャラがバシバシ画面に出てきます、
曲は一応はいいと思いました。
「さっき出てきたメイドって攻略可能なのかな・・・」そんなことを考えているうちにオープニングも終盤
ちょうどサビに入るあたりにきて突然ソレは来ました。







それは偶然で必然の出会いでした・・・・・・








!?






突然ものすごいエコー&ドップラー効果を効かせて
脳髄に直撃する哲学萌えボイス







なんなんだこのゲーム・・・







こんな感じでオープニングからいきなりビビらせてくれます


今回は先にあらすじとキャラ紹介を済ませましょう。







港を見下ろす街にたたずむ洋館で暮らす双子の兄弟、白兎と夷月。
噛み合う事ができない二人は互いに満たされない日々を送っていたが、ろくに戻ってこない外交官の父からの突然の報で、ロシアから双子の姉妹、莉織と玲亜を迎え入れる事になる。

屋敷や学園での時間を重ねるごとに、惹かれても戸惑って、反発しながらも何かを感じあってゆく日々。
擬似恋愛や幼馴染の再来という新たな局面で発生する複雑に絡まりあった人間関係。
その決着と再出発により更に深まってゆくそれぞれの恋愛深度。

そして収束しつつも訪れる壁≪兄弟≫、≪家族≫、≪過去≫を彼ら彼女らはどう乗り越えてゆくのか――






続いてキャラ紹介です。







御子柴 玲亜


メインヒロインその1、御子柴姉妹の双子の妹
明るく活発的、少々我が侭。
見た通りの金髪ロリツインテール、勝てる気がしない。






御子柴 莉緒

メインヒロイン2 御子柴姉妹の双子の姉
物静かでおっとり系、妹と見分けのつかない人はリボンで見分けるべし






駒宮 ちまり


サブヒロイン1、攻略可能。白兎の幼馴染
見たまんまのロリっ娘、グレネードランチャー並みの破壊力で白兎を奪取。






榊 円華


サブヒロイン2、攻略可能。夷月の恋人のふりをしている人(分かりにくい)
冒頭からいきなりえちぃしてた人、インパクト薄。






乃木坂 久遠

サブヒロイン3 攻略不可(何故)。メイドもといメイドさん
元は御子柴姉妹専属のメイドさんだったが引越しと共に白兎と夷月にも仕える事にうらやましいぞゴルァ!
マジで強い、曙とか余裕で倒しそう。






南雲 白兎

主人公1、攻略キャラは玲亜とちまり。
南雲兄弟の双子の兄。
性格は温厚、っていうかヘタレ。
むっつりスケベで痴漢フェチ。チャプター4まで黙っててほしいキャラ
ある事件がきっかけで弟との縁がほとんど切れている。






南雲 夷月

主人公2、攻略キャラは莉緒と円華。
南雲兄弟の双子の弟
無駄にプライドが高くキレやすい今時の若者。
陰ながら応援したいキャラ、メガネ+前をあけた学ラン=直死の魔眼的な考えが浮かぶのは抹茶だけ?
ある事件がきっかけで兄を軽蔑している、そりゃそうだもっと怒れ夷月!!






葉山 雄基

サブキャラ1、白兎の友達、寿司屋の息子、サイア人ではないです






飛鳥 凛

あらゆる場面において下ネタを吐き散らす勇者、白兎の友達。
むしろこの娘を攻略したかった節がある。密かに夷月にラヴ。






榊 賢治

円華の弟、シスコン。姉を襲おうとして拒絶され精神崩壊寸前
夷月を敵視している、まぁ君じゃ夷月には勝てないよ。
無条件で精神を逆なでする髪型が特徴。最後はちょっといいやつ。






ロベルト=イチモンジ

南雲家の執事、本業格闘家(?)別名ヒゲダルマ
どうやらヲタクらしい、足フェチ。名前からしてギャグ






西園寺先生

主人公達の担任、科学を担当。
801専門。密かに夷月にラヴ。
やっぱプレステ移植版なら声は石田彰にすべきかと。



こんな感じですね、では本題に入りましょう。





悪夢のオープニングから気を取り直して本編を開始、最初は玲亜ルートから始めました
さてこのゲームですが各主人公ごとにチャプター1からチャプター4までのシナリオが用意されており
各チャプターが終わると次のチャプターへと進めるようになっているのですが。
必ず一度は痛々しいバッドエンドを見ないと先に進めないという迷惑極まりないシステムが採用されています。
この辺の余計なシステムが月陽炎同様「微妙」といわれる原因となっていると思います



まあチャプター1からそんなに厳しいシナリオは来ないだろう・・・
と、考えるのが普通ですが
チャプター1のバッドエンドからいきなり目を背けたくなります



別に重い話じゃないんです誰かが死ぬとかそういうわけじゃないんですただ。







主人公のエロ本が学校で女子にバレて引き篭もり化



という笑えそうでその実ちっとも笑えないバッドエンド。
もう俺にどうしろと?

って感じです
オマケに抹茶は何故かなかなかトゥルーエンドに辿り着けないというトラブルの発生も手伝って早くもやる気が半分ぐらい消失。



それでも諦めずトライする抹茶、なんとかチャプター2に進むことに成功、莉緒ルートは玲亜が終わってからやることに決定
チャプター2ではすでにチャプター1で付き合い始めた二人がイチャイチャしまくってるところから始まります
そしてお約束の幼馴染乱入、このゲームは幼馴染までロリ・・・・・・
で、幼馴染は主人公にベタぼれ、コレもお約束
ダラダラベタベタと主人公に引っ付くロリっ娘二人
いっぺん主人公は死んだほうがいいのでは?と思い出した矢先、
来ましたおなじみ鬱バッドエンド











だよっ!じゃねーだろ!

ヘタレ主人公像ここに確立。

しかも傍から見るとなんか襲ってるみたいだよ白兎クン(主人公)





とりあえず殴りたいです。







まあこんな感じでバッドエンドっぽいものを迎えてからチャプター2も普通にクリア
1シナリオごとに胃が痛くなります。






さてこうして進んできたチャプター3、もう何が起きても驚きません。


チャプター3はもうひたすらえちぃしてます、まさに兎が牙を向いた瞬間を見た気がします。
朝起きてえちぃ、昼真っからえちぃ、夜もやっぱりえちぃ




恐るべし覚えたて




コレだけ毎日サルのようにやっているとやはり問題が出てきます
ヘタレで阿呆な白兎クンは相手のことも考えずゴム抜きでヌイてましたので然るべきツケが回ってきます



まあ要はゴムつけろよって事ですよ、このチャプターはそれだけです。





チャプター4に入ります


ひたすら進めました、そして思ったこと





ごめん白兎、君偉いよオレ誤解してた。



やっぱまとめだけはしっかりしてますねこのゲーム、最後は見事家族愛という便利なものを使って
強引にまとめ上げました。
ここにきてやっと白兎大活躍、まぁまとめですから最後ぐらいしっかりしてもらわなきゃね。



てな感じで玲亜ルート終了、続いて莉緒ルートです。
こっちは比較的流していきます、だって印象薄いし。


莉緒ルートはチャプター1から3までほとんど同じ問題をウジウジと引きずっていきます。
そうあの榊姉弟です。ぶっちゃければ

姉がシスコン弟に襲われそうで困っている

夷月が姉を守る形で付き合ってるふりをする

シスコン弟怒る

夷月が弟ぶちのめす

その関係が莉緒にばれる

間違っていると莉緒が指摘

解決法が見つからない

しばらく時間が経過

なんとなく解決

夷月と莉緒のラブライフ開始


といった事を3シナリオかけて行います、そしてチャプター4で家族間のわだかまり解消&敵来襲
チャプター4のみいきなり違う作品みたいな展開になります、まぁ表現するなら






テロリストVS戦うメイドさん





最終的にはSATまで出てくる始末、どうなってんだコレ。





こんな感じで莉緒ルート終了。あっさりしてるのはめんどくさかったからじゃないです。




さてでは全体的な評価をば。








萌えゲーとも鬱ゲーとも地雷とも言い難い微妙なゲーム
ただし金髪ロリツインの破壊力は絶大



修羅場というものがどんなものなのかがよくわかります
そのことを考慮した上でやってみてください。一応世間の評価は高いらしいですから。






clover heart'sのオススメ度
★★☆☆☆



好き嫌いが激しいと思います、やるのならばそれなりの覚悟を







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